倉敷さんぽ 1(児島)

倉敷さんぽⅡ 美観地区 1

倉敷川沿いに白壁土蔵やなまこ壁、軒を連ねる格子窓の町家などレトロな町並みが続き、風にそよぐ柳並木が川面に写り伝統的な日本建築の美しさとのコントラストが美しく趣のある町・ 倉敷美観地区 は昭和54年(1979年)に、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。世界的名画を集めた大原美術館をはじめ民藝館、考古館など、文化的施設も多く点在します

児島駅から下電バスで今夜の宿泊先、 倉敷アイビースクエア へ。赤レンガと蔦が印象的な施設、古くから地元の人はもちろん観光客にも愛され続けてきた宿泊型の複合施設です。紡績工場だった時代を含めると約130年の歴史を誇り、日本遺産にも認定されています

ホテルのフロントやレストランにつながる入口

この奥にフロントがあります。天井が高く明るく開放感がありアンティ‐クな感じです


ホテル内には洋食、和食ともに楽しめるレストラン「蔦」やバーなどがあり、広大な中庭広場はお洒落な空間です

アイビースクエア内にはホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館、アイビー学館、オルゴールミュゼなどの施設が点在します

倉敷紡績所が創業した当時の混打綿室を改装したアイビー学館の内部

倉敷考古館
950年11月開館で江戸時代の倉を改装した小さな考古館ですが倉敷を代表する外観も有名です。「吉備」地方である岡山県と周辺一帯を中心にした遺跡から発見された遺物が展示されています

美観地区のメインストリートを流れる倉敷川の川舟流し。川舟に揺られながら美観地区の景色や風情を味わえる観光川舟が運行されています

大原美術館
昭和5年(1930年)に倉敷の実業家・大原孫三郎が開館した美術館で西洋美術、近代美術を展示する私立美術館としては日本最初のもの。本館・分館・工芸・東洋館の4館からなり、本館では有名なエル・グレコの『受胎告知』やモネ、ピカソ、ゴーギャンなど世界の名画を楽しめます。大原美術館前の倉敷川に架かる 今橋 には大原孫三郎氏の干支にちなんで20体の竜が彫られています

有隣荘
緑色の瓦屋根が特徴の立派な建物は大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸。地元では「緑御殿」と呼ばれているそうです

旧大原家住宅
倉敷紡績のの経営や大原美術館の開館などさまざまな倉敷の発展に寄与しました。主屋をはじめ10棟が国の重要文化財に指定されています

白壁やなまこ壁の蔵が立ち並ぶ路地

パーラー果物小町
果物王国・岡山に生まれた果物の果汁を、極限まで練り込んだ新開発のオリジナルソフトクリーム ( 香料など添加物無し) とフルーツパーラー&カフェのお店。美観地区のメイン通りから小路に入ったところに竹林に囲まれた静かなカフェで竹林を眺めながめ、鳥の鳴き声を聞きながらテラスに掛け、フルーツパフェとパンケーキ季節のフルーツ添えをいただく!


マスカット、イチジク、梨、柿、オレンジ、りんごなど今が旬の果物がたっぷり。パッフェもパンケーキとも\1.000とは驚きです。ぶどうの味と香りのするオリジナルソフトクリームはとても美味しかった!

18時までの営業です。横からお邪魔して幻想的な竹林を撮影させていただきました

倉敷美術館横の蔦のからまる大正ロマン風で情緒あふれる喫茶店「アル・グレコ」は美観地区にピッタリな建物


日本郷土玩具館
江戸期から現代までの全国各地の郷土色豊かな玩具、約5千点が常時展示されています

倉敷デニムストリート
倉敷児島地区は、国産デニム発祥の地で、それにちなんで2014年に美観地区にオープンしました。児島産のデニム製品や、デニム製の小物雑貨や装飾品などを販売。デニム色のソフトクリームやブルー色の豚まんなどのグルメが味わえる美観地区に日が落ち夕暮れ時になると人通りも少なくなり、柳並木の街路樹にほのかな灯りがともり町屋の倉敷格子の窓から灯りがこぼれ始めるころは昼間とは違った倉敷川の情景が見れます。日没後から始まるライトアップの美しさは格別です


美観地区に日が落ち夕暮れ時になると人通りも少なくなり、柳並木の街路樹にほのかな灯りがともり、町屋の倉敷格子の窓から灯りがこぼれ始めるころは昼間とは違った倉敷川の情景が見れます。日没後から始まるライトアップの美しさは格別です