秋色に染まる古都 京都にもみじ狩りに出かけました。山にかこまれた盆地で山に沿うように紅葉の名所が数多くある京都はこの時期、紅葉狩り客で最もにぎわう季節。日差しに輝く陽光もみじ、華やかなライトアップに浮かぶ神秘的な夜もみじ、ドラマチックな秋の京都を巡ってみました
No.4 金閣寺界隈京都2日目。朝から雨!それも結構降っています。今日は金閣寺を見て、トロッコ列車に乗り嵐山方面を回ります。どんな素晴らしい景色に出会えるか楽しみにしながら・・・・雨がこれ以上ひどくならないことを祈りながら・・・
金閣寺行きのバスに乗ります。少し時間に余裕があるので北野天満宮前で下車。西陣織で有名な「織物の街」にあり、天神信仰の発祥の地
本殿 「天神様」の愛称で親しまれる学問の神様・菅原道真公を祀る全国天神宮の総本社の大社
大木のイチョウの木が雨にぬれた本殿に映え、より美しく見えます。もみじの美しい史跡 御土居は10時開門のため見ることはかないませんでした
金閣寺総門 金閣寺の正式名称は鹿苑寺。相国寺の塔頭寺院の一つで京都を代表する観光スポット。金閣は釈迦の骨を納める建物
建物の内外に金箔を 貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣(きんかく)、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺)という。雨にぬれた金閣寺はきらびやかさはないけれど、しっとりとしていて上品で風格があり、風情があっていいものです
雨のせいか鏡湖池に映るもう一つの金閣寺を見ることは出来ません
北山文化の象徴として国内外に知られている金閣寺。黄金色の楼閣に赤いもみじの色が映え一段と美しく光り輝く
龍門の滝 高さ2.3メートルの一段滝。滝壺のところに斜めに置かれた石が跳ね上がらんとする鯉の姿をあらわされている
白蛇の塚 弁財天の化身、芸能 福徳を与える神で、家運を盛んにしてくれます
嵯峨〜亀岡駅まで7.3Kmの道のりを約25分間かけて走るカラフルなトロッコ列車で嵐山の壮大な秋の風情を楽しみます
車窓からは保津川の渓谷を見る事ができ、雄大で美しい保津川渓谷の自然を満喫できます。この日は雨で水かさが増し、かなり急流のように見えます。保津川下りは亀岡から嵐山までの約16キロの渓流を下る舟下りで、深い淵があったり、急流があったりでスリル満点な気分を味わえるようです
嵐山駅に到着!赤と黄色のレトロな列車で、5号車の「ザ・リッチ号」のみ窓のない車両です
嵐山駅の改札を出ると小倉池があり、近くには御髪神社があります。全国の理・美容業の信仰があつい、髪の神社
竹林の道
まっすぐに伸びた竹が道の両脇に並ぶ小道は、歩いているだけでも気持ちが落ち着き、心地よさを感じます。青々とした竹が空を覆い、竹林から漏れる日に映え、美しい嵯峨野らしい景観が続いています。この竹林の道に天龍寺はあります
天龍寺北門 嵯峨嵐山に建つ臨済宗の大本山で世界遺産に登録。吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うため足利尊氏が建造した。嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさを見せる。竹林にかこまれていてもみじとのコラボが美しい!
本堂(大方丈)より曹源池をのぞむ<
曹源池より嵐山をのぞむ
多宝殿 春はしだれ桜が満開になるでしょう
大方丈前の庭園
朱印所 ここで本堂参拝と庭園参拝受付
右:中門 傍にはもみじの老木が枝いっぱいに色を付けてます。中門を出ると嵐山の清流道(土産物屋、カフェ、お食事処が沢山点在)にあたります
(2014年11月25日)