周東古代ハスまつり

岩国市周東町用田の森林体験交流施設「丸太村」の万葉の池周辺で古代ハスが見頃を迎えています。3日には万葉の池周辺で「周東古代ハスまつり」が3年ぶりに開催されました。古代ハスの葉に飲み物を注ぎ茎を通して飲む「象鼻杯」、フルートの演奏、古代ハスの種子の配布などのイベントがあり、多くの人出がありました

住民グループ「周東古代ハスの会」の方がお世話をされていて、今年は例年になく多くの花を付けているとのことです。また万葉の池には世界最小とされるハッチョウトンボが自生しているそうです



大賀一郎博士が、約2.000年前の蓮の種から、開花に成功。その苗を成長させたそうで、大賀一郎博士の名前をとって「大賀ハス」とも言われているそうで、2,000年の時を越えてて咲くピンクの大輪の花に古のロマンを感じます

万葉の池前ではフルート奏者によるの演奏会が開かれていました。懐かしい童謡の数々を演奏されていました

旅するチョウとして知られるアサギマダラを呼び寄せる取り組みとして、蜜を好む多年草のフジバカマを5月に植樹したそうで秋にはアサギマダラの飛来が見えそうです

森林体験施設「丸太村」。地元産間伐材で木工体験ができる施設で、利用料、材料費が必要です


木工製品や山野草、雑貨などを販売。バーべキュー棟もありますが食材の持ち込みはできません


古代ハスの咲く万葉の池の続きにはスイレンの咲く池があり、沢山の花が咲いています


上:池の奥には大きなログハウス(休養施設)が1棟あり 下:横の湿地では可愛いハッチョウトンボが見かけられます

池の上にある芝生広場には3棟のバンガローがあり宿泊、休憩ができます。バス、シャワー、のほか冷暖房も完備しており、バーベキューもできます


バンガロー棟前の芝生広場には遊具施設もあり、森の散策道もあります。緑に囲まれた施設内でのどかな田舎暮らしが体験できそうです  (2022年7月3日)