岩国市のそれぞれの地域に点在する名の知れた名所や地元の人以外にはあまり知られていないような名所をふらりふらりと巡ってみました。岩国に居ながら知らなかったあんな所、こんな所を見つけ、思わぬ出会いに感動しました

通津・藤生地域


  • 岩国市通津にある 名水 さくらいど  住宅地の中にポツンとあり、その昔この辺りには多くの桜の木が植えられていたそうで、それが名前の由来になったといわれているそうです。1995年名水百選に選ばれ、茶人の上田宗箇匠がこよなくこの水を愛でていたことから有名なお茶会には用いられているようです。また長寿の薬になるという説もあります



  • 名勝 松厳院庭園(しょうごんいん)
    山門から本堂前は平庭式枯山水で池のある辺りは池泉観賞式庭園でこの二庭からなる。年代や作庭者は不明だそうですが、1859年ごろだという説もあり、その時代の基準庭園としては庭園史上における価値の高いもので、この時代を代表する県内有数の庭園。 藤生の段々畑の上に浮かんでいるように見えます。4日前の残雪がところどころにあり、山の中腹だということを感じます

  • といし川・きよぎりのたきしぜんこうえん 藤生地区を流れる砥石川周辺の自然環境を公園としてよみがえらせようと、地域の方・ボランティアの人達が地域の活性化を図ることを目的に作られた公園。一年半もの歳月をかけて木を伐採し、草刈りや看板を作ったそうです。ウォーキングコース・ドレッキングコースも併用

公園入り口から終点まで530m。その間に大小8っの滝が点在!それぞれの滝の名前は、地区の皆さんやボランティアの人達の公募によって付けられたそうです。蜂・毛虫・マムシ注意の立て札あり。念には念を入れ熊除けに、携帯ラジオのボリュームを大にしていざ出発・・・・・

  • 最初は公園入り口から5m 龍神の滝

  • 浄玄の滝 (公園入り口より19m)

  • 途中には大岩・奇岩・手作りの渡し・足を休める椅子・季節の草花など楽しめます。残雪があり、少し足元が悪かったのですが、周りの景色を楽しみながら (こわごわでしたが) 最後まで頑張りました

  • 左:七夕の滝(別名巌がくれ織姫の滝・公園入り口より280m) 右:化石の滝(公園入り口より340m)

  • おみなの滝 (公園入り口より380m)

  • かぐや姫の滝 (公園入り口より420m)

  • 人ひとり通れる竹藪を通リ抜けるといよいよ最終地点! 竹で作ったベンチなど心ずくしの数々に感激しながら進むこと30分余り、最後の滝に辿り着きました。二つの滝は落差もあり綺麗な優しい流れの滝でした


  • 翁の滝 (公園入り口より500m)

  • 最後にある清霧の滝 (公園入り口より530m)

清霧の八滝は、松厳院庭園への途中に偶然見つけた場所です。それぞれの滝のイメージにあったネーミングも可愛いかったです (2014年2月12日)