日本三景といわれる景勝地・宮島は夏の花火大会や秋の紅葉でよく知られていますが、春の桜のシーズンも趣があり見逃せません。島内には約1900本もの桜が咲き乱れ、なかでも多宝塔周辺は桜の名所で、美しい景観を堪能できます
フェリーより大鳥居を望む。大鳥居の向こう一帯に桜が咲き誇る景観は風情があります
町屋通りを途中からわき道にそれ石段を登ると
400年以上の歴史を紡ぐ浄土宗のお寺・
和様・唐様を合わせた鮮やかな赤い塔が印象的にそびえる五重塔は、桜ともよく合います
五重塔の隣りに建つ
千畳閣から眺めた厳島神社&多宝堂。潮の満ち引きで全く違う景観を見せる厳島神社。この日は引き潮で大鳥居まで歩いていけます
厳島神社は本殿、幣殿、拝殿、祓殿、 廻廊のいずれもが「国宝」に指定されています
多宝塔周辺、アセビの花が咲いているアセビロードの辺りは五重塔、千畳閣、厳島神社、大鳥居などを一望できるビュースポットがあります
魔尼車(まにぐるま)を廻しながら石段を登ります。一回廻せばお経を一巻呼んだのと同じ功徳が得られると言われています.。摩尼殿(中)、大師堂(右)。大聖院は紅葉の名所でもあります
大聖院へのメイン通リの坂道の途中にこんな案内板あり。気になるので山道を歩くことに・・・頂上の平松茶屋で抹茶セットを注文。温めなおしたもみじ饅頭と抹茶をいただきながら素晴らしい眺望を堪能しました
かなり潮が引き多くの人が大鳥居の周辺に群がっています。抹茶セット(\650)はちょっとお高いと思ったのですがこの絶景には代えがたいと納得しました
桟橋に向かう途中、、厳島神社の本殿裏にある筋違橋(すじかいはし)の下を流れる御手洗川川の両岸に咲くしだれ桜、ソメイヨシノがとても綺麗でした
最後に再び厳島神社側から五重塔を見上げました。しだれ桜とのコントラストが碧い空に映えます
宮島は 秋の紅葉が有名ですが、春の桜も絶景です。 要害山・宮尾城跡の桜、宮島水族館近くの大元公園など他にも桜の名所は多々ありますが、その中でも一番の名所と言えば多宝塔の桜ではないでしょうか。厳島神社や大鳥居を見下ろしながら桜色に染まる宮島を眺めることができます宮島には昔ながらの情緒が漂い訪れるたびに新しい発見があり、魅了する建物も沢山あります (2019年4月3日)