厳島神社大鳥居保存修理工事中!

嚴島神社の大鳥居は、1875年の建立から140年以上が経過し損傷や老朽化が進んでいるため、令和元年6月17日から大規模な保存修理工事が行われています。終了時期は未定で2、3年はかかると言われています。宮島のシンボルである朱塗りの大鳥居は現在ネットで覆われています。いましか見られない光景を見に行ってきました


工事中だとは知らずに訪れた観光客は宮島を象徴する大鳥居が見られないのは残念なことです。70年ぶりの大規模改修だそうで、次回はもう見ることはないでしょう。引き潮の頃だったので、近くまで行くことができました。薄っすらと鳥居は確認できました

工事現場は、毎日日没から23時までライトアップされているそうです。工事現場が黄金色に輝き海面に映し出される様はとても神秘的だそうです

安芸守、平清盛が造営したといわれている朱色の厳島神社の社殿は海上に浮かぶように建てられていますが、干潮時にはこのように・・・・潮の満ち引きによってこんなにも景観が変わるものなのですね。干潮時には大鳥居の近くまで歩けるほです

宮島へは何度も訪れているのですが、暑い夏の時期は初めてなので、新緑愛でながら散策してみます五重塔は、千畳閣の隣に建っていて和様形式と唐様形式を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい!

厳島神社のすぐそば小高い場所に豊臣秀吉が戦没者を慰霊するために建立した大経堂は、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と名が付いたそうで、島内では一番大きな建物で豊国神社とも言われています


宮島一に紅葉の名所と言われる紅葉谷公園は天然記念物に指定されている弥山原始林の麓にあり、秋には燃えるように美しい紅葉を見ることができます。暑さのせいか鹿が少ないように思われます

奥紅葉谷公園も新緑が綺麗です .紅葉の頃は多くの人で賑わうもみぢ茶屋も閑散としています。平日のためかコロナの影響なのか宮島の観光客は本当に少ないです。弥山に登る人はこの茶店の前を通リ山頂を目指します

多宝堂への坂道の途中からは、千畳閣、5重塔が見えます

西の丘にこの多宝塔があります。こけら葺で高さは14.5m、1523年僧周歓により建てられました。周りには桜の木が多く植えられていて春は桜の名所となります


嚴島弁財天が祀られた真言宗の寺院大巌寺は、数々の美術工芸品や史料などを所蔵している宮島宝物館近くにあります。宮島のパワースポット「大聖院」まで行こうと思ったのですが暑くて断念しました

行き交う人もまばらな商店街。コロナ過で修学旅行が延期になり、夏休み目前に駆け込みで宮島に訪れた小学生の団体を見かけました。楽しい思い出をいっぱい作って帰ってほしいものです


廿日市市はけん玉発祥の地として知られています。廿日市市から世界へけん玉の魅力を紹介する100周年展がはつかいち・みやじま情報センター(宮島旅客ターミナル2F)で開催されています。初期に作られた「日月ボール」や宮島彫りのけん玉、けん玉川柳、けん玉ペイントコンクールの応募作品などをて展示しています

宮島口旅客ターミナルに隣接する商業施設「etto(エット)」が、2020年4月2日に新しくオープンし宮島への玄関口が新しくなりました。2階建ての建物には飲食店・お土産店などショップ、観光案内所などがあります  (2021年7月19日)