キラキラ輝いていた水の流れとは違って、なんとなく緩やかな表情の錦川。あたりはすっかり晩秋の装いに染まった錦帯橋(清流に架かる五連のアーチを描いた木橋で、長さ 193.3m幅5m) を渡り、吉香公園を横切り、紅葉谷公園に向かいます
この辺りは昔寺谷と言われ、寺院が集まっていた 場所で、寺院跡周辺には1000本のもみじが植えられています。江戸時代の作庭と言われる枯山水庭園のある永興寺は門の内外とももみじで赤く染まります。臥龍梅の咲く洞泉寺はすぐ隣です (永興寺の画像は2016年11月19日)
紅葉の頃のみの観光コース?なのか、普段はひっそりとして静かなところです。岩国城へのハイキング道があるため、散策を楽しむ人が訪れる。来るたびににゃんこちゃんの数が増えていて、気持ちよさそうに居眠りをしているのを見かけます
岩国が生んだ女流作家・宇野千代の小説「おはん」の文学碑。岩国を舞台にした代表作「おはん」にちなんで自筆の一節が刻んであります
公園の一角にあるエキゾチックな建物が目を引きます。六角亭は岩国の出身で朝鮮総督を勤めた長谷川好道が朝鮮から贈られたものを移築したもので、春の新緑、つつじと四季おりおりに見せる美しさは、この界隈一だと思います
自宅から近いこともあり四季を通して訪れますが今年の紅葉は、木々によって色ずきが違いコントラストも鮮やかで、例年にに比べ格段と美しく楽しめました。大好きな場所の一つで、新緑の頃もまた綺麗なところです (2016年11月15日)