

弘法大師が唐の国での留学を終え、京の都へ向かわれる道すがら、周防大島へ立ち寄り島の山野を歩かれ、修行、祈念をつまれたと伝えられる霊跡が数多くあります。周防大島の「島へんろ」は明治時代に広大な島の景勝の中に八十八のお札所が開かれ「 大島八十八ヶ所霊場 」と呼ばれれるようになりました




日見奥田中にあり本尊は 地蔵菩薩 。1870年、長楽寺と合併し西長寺と改称し、空海によって開かれたと伝えられています




護摩堂には、平安時代後期に造られた木造阿弥陀如来坐像が安置されています。ヒノキ材の寄木造りで、漆箔着色の像で像高は284cmで、県下の重要文化財の中では一番大きな座像とされていて「日見の大仏」とよばれています


本堂、本尊の不動明王とも極楽浄土があるとされる西を向いて立っています


秘密マンダラ仏遊庭に建つ仏教施設・摩尼宝塔。地元の名工が10年の歳月をかけて築造した回遊式の庭園で、様々な形の石(人面犬、ウルトラマン、スヌーピーなど)がたくさん置かれていて楽しく見学しました(2020年7月25日撮影)




安下庄真宮にあり本尊は 阿弥陀如来 。本来島遍路とも呼ばれている 八十八か所霊場巡り は大島大橋から時計回りで島をぐるりと一周するのが基本らしいのですが、地区別に何ヶ所か巡ってみました




島の中央部分に位置し、これから霊場巡りをする出発点として、地元の人々の信仰もあつく、特別な存在です。遍路道路沿いには札所の番号が彫られた標石が置かれています




安下庄長天にあり本尊は 釈迦如来 で石が積まれた高台にあり参道の石段が長い。『詠歌』浮世をば釈迦牟尼仏の救います 鷲のみ山を仰ぐ尊さ




参拝の手順は山門で手を合わせ一礼、手水場で手と口を清め、鐘楼で鐘を2回つき、お参りは本堂と大師堂の2ヶ所で行います。ろうそく1本、線香3本、お賽銭を納め、納経帳にスタンプを押印する。理解しないまま出掛けてので参拝のみ。 次回からは手順に沿って参拝したいと思います




安下庄塩宇にあり本尊は 薬師如来 。『詠歌』 薬師寺に歩みはこべばもろもろの 病もなおれ南無薬師如来




安下庄安髙にあり本尊は 不動明王 。『詠歌』御仏も三つの光に照らされて長尾山こそ輝きにけり。後方にそびえる山が長尾山なのでしょうか?


安下庄安高にあり本尊は 薬師如来 。快楽寺よりわずかな場所(橘町に向かうトンネルの手前)にあります




詠歌』 朝な夕な薬師如来を願いなば 身をも心も快楽なりけり.。 天井にはいろいろな向きのお大師様が描かれています。大師堂の中に御朱印があるのに気付き押しました




伊﨑にあり本尊は 薬師如来 。『詠歌』伊﨑浦 奉れしみ堂薬師仏 いかなる病癒えざるは無し海の近くにあり、道も狭く辺りは空き家が目立ちました


主のいない家の庭先に咲く可愛い花はいとおしい気がします (2026年2月14日)