滝めぐり

岩国近郊の滝をいくつか滝見をしてきましたので、紹介したいと思います。莫大な滝はないのですが、そこそこ感動できる小ぶりな滝が点在します。最初の目的地は周防大島大橋を渡りオレンジロード( 大島広域農道)を走り、延命の滝に向かいます

延命の滝

周防大島町久賀にあり、島の中では最大の滝。訪れる人がいるのだろう滝見道は割と整備されています。を歩くこと10分。唐交合山(カラツガイ)の岩枝をゆるやかに流れる滝は、落差が高さ20m。水量は多くはないのですが優しく神秘的でした

滝のそばの岩屋には延命観音が祀られていることからこの名前がつけられ、毎年4月29日には延命の滝の縁日が開催されているそうです。無病息災の名水を育む滝として、珍重され現在も枯れることなく美しい水をはぐくんでいます

オレンジロードの展望台付近から久賀の町を眺める

岩尾の滝

国道437号を周東町方面に走っていると滝の看板あり。観音像を刻み御本尊として建立された 観音堂(現在の岩尾山光明寺)の側にあります。優しく繊細な雌滝(左)、右は落差16mの雄滝。水は二条に分かれて勢いよく落ちていて、手前には何体かの観音様が安置されています

入野の滝

周東町祖生にある。国道437号線・周東町落合から島田川右岸沿いの道に折れ、少し進んだあたりから広域農道に入る。そのまま2Km進んだあたりに滝の案内板があり、その先に駐車場がある

滝見道の入り口には、熊に注意の立て札あり!至る所にイノシシの足跡あり

かなり険しい落ち葉の滝見道を何度も引き返そうと思いながら歩くこと10分ほど、鳴滝山観音寺に到着。その裏手に下の滝がある。入野の滝は、上の滝と下の滝からなり、美しいのは上段の滝。落差約15mの下の滝はなだらかで、岩肌を滑るように流れています


下の滝より5分。この5分がかなり厳しく、積み重なった落ち葉で足が滑りそうになりながら慎重に進むと、木々の間から姿を現します。普段から水量は少ないようで、滝壺のない滝で一枚岩の上に滝水が落下し、岩盤に落ちた水はさらに下の滝に向かって流れ落ちています。やっとの思いでたどり着いた入野の滝は、美しい滝でした

すめらぎの滝

玖珂町の山のなかにある食事処「いろり山賊」はかなり有名で、県外から訪れる人等でいつも混み合ってます。その裏手の山から落ちる人工の滝(2017年1月28日&2月4日)