花いっぱいプロジェクト Ⅰ

東広島・西条酒蔵通りで人を元気にする「花」の力でまちを彩り盛り上げたいとの想いで「花いっぱいプロジェクト」が2024年1月6日(土)から20日(土)までの期間開催されています。酒蔵通りにある7つの蔵元や観光案内所には豪華で美しい花が飾られ、通リが華やいだ雰囲気になっています

JR西条駅近くにある 酒蔵通リ は、赤レンガの煙突、赤瓦の屋根となまこ壁、白壁に西条格子といった明治・ 大正から昭和初期にかけての酒蔵や建物が並び、独特な景観を楽しむことができます



酒蔵通りの歴史と文化を紹介し、イベントなどが行われる  西条本町歴史広場  。白色のポストには東広島市観光マスコットであるタヌキの「のん太」を、横面には日本酒や酒蔵をデザインしたご当地ポストがあります

ーー 白牡丹酒造 ーー

酒都・西条の酒造り発祥の場所。江戸、明治、昭和と時代の異なる蔵を持つ白牡丹酒造。真っ白の近代的な蔵は白牡丹酒造延宝



創業350年の県内では古い歴史を持つ酒蔵。お酒はまろやかですっきりとした甘口が特徴で、夏目漱石や棟方志功らが愛飲したそうです

ーー 西條鶴 ーー


広島杜氏伝統の技でモンドセレクション金賞を23年連続受賞の「純米大吟醸原酒 神髄」は日本酒の醍醐味が味わえる銘酒だそうです。「西條」の地名と めでたい「鶴」から「西條鶴」と命名された そうで、店舗は黒格子が美しい!



蔵は、大部分が明治中期に建てられたそのままの姿で今も残っています。入り口そばには、江戸期天保年間に掘られた仕込水の井戸「天保井水」が流れ落ちています

天保時代から守り続けてきた昔ながらの酒造りの技や西条鶴酒ラベルを紹介したパネルが並ぶ

ーー 賀茂鶴酒造 ーー


明治初期の建造物である1号蔵(登録有形文化財)を改装した見学室直売所では酒造りを身近に体感できるコーナーやきき酒スペース、スイーツやおちょこなどの賀茂鶴 グッズを販売しています

季節の食材を、酒と塩、こしょうだけのシンプルな味付けでいただく「美酒鍋」は西条を代表するグルメ。酒の街ならではの名物料理がいただける賀茂鶴の運営するレストラン佛蘭西屋(フランスや)

加茂鶴酒蔵近くには、江戸時代、参勤交代の大名や長崎奉行らの役人が往来の際、宿泊や休憩をした立派な門構えの  御茶屋本陣跡  があります



青空と白壁やなまこ壁、レトロな赤レンガの煙突は酒蔵通りにぴったりなデザインのマンホール。カラーマンホールのためよく目立ちます (2024年1月8日)