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岩国駅から錦町駅まで錦川の清流を縫うように走る錦川清流線。自然の風景をテーマとして「桜」のピンク」「森林」のグリーン」「蛍の光」のイエロー」「清流」のブルー」の4種類のラッピング列車が走り、車窓からは春は沿線に咲く桜、キラキラ輝く夏の川面、秋の紅葉と四季折々を楽しめます
鉱山跡を利用したテーマパーク・地底王国美川ムーバレーや地元特産の杉を利用して作られた、直径12メートルの巨大水車・でかまるくんなど数々の観光スポットが点在している「根笠駅」。終点の「錦町」から下りの「柳瀬(やなぜ)」「河山」の次の駅です
斜張橋の南桑橋を渡った川沿いの高台にホームがある「南桑駅(なぐわえき)」。この辺りは国指定の天然記念物南桑カジカガエル生息地となっています
桜の咲く美しい駅で知られている当駅は、多くのマニアがカメラを抱えて電車が来るのを待っている光景が見られていたのですが・・・・南桑橋が映えて綺麗です
撮影ポイントの一つです
柳瀬~川西間は無人駅です。「北河内駅」の構内の桜は戦後、地元の人が中心となって植えられたものだそうです
清流線はすべて単線なのですが唯一、北河内駅は上りと下りの列車の行き違いが可能な駅でこの先で線路が交差しています。駅近くにはニリンソウの群生地もあります
北河内駅近くの河川敷に咲く菜の花と満開の桜とのコラボが綺麗です
「行波(ゆかば)」では6年に一度伝統の神楽「岩国行波(ゆかば)の神舞が披露されます。駅の前に広がる河川敷の土手には桜並木が続いています
以前は駅西側の田園地帯一面に菜の花が咲き、桜とのコラボが美しい絶景映えスポットの「南河内駅」でしたが、今は一輪の菜の花もありません
岩国方面に戻ります。山陽新幹線新岩国駅と隣接する「新岩国清流駅」に17::59分、上りの列車がホームに入ってきます。岩国市の第3セクター・錦川鉄道が運営する錦川清流線は 開業から赤字が続いていること゚から市が存廃を検討しています。「錦町駅」~「岩国駅」を70分程で結ぶローカル線の旅を楽しめる清流線は現在10往復しています (2025年4月6日)