岩国市錦町のセツブン草自生地の見学に参加しました。2014年度の公開日は2月21日〜23日の3日間で錦川清流線乗客のみに公開されました。本州西南限とされるセツブン草の自生地としては県内で初めて確認され、群がって咲いているのは、ここ錦町が最大だそうです

  • 川西駅から乗車。事前に予約しておいた清流線駅弁を食べる!郷土料理の岩国寿司・大平風レンコン煮しめ・レンコン三杯酢・レンコン挟み揚げ・西京みそ焼き鶏・出し巻きなど・・・・豪華なお弁当でした

車窓からの眺め!車道からの眺めとは一味違った景色が広がります

  • 清流の滝 北河内駅と椋野駅の間で見ることが出来ます。高さ25m 5段滝

  • かじかの滝 この滝は椋野駅から根笠駅の間にあります。高さ18m 2段滝

※ この二つの滝は、雑木林を伐採して出現した滝で、近くまでの道路がないため清流線の乗客しか観ることが出来ないそうです。滝の手前になるとアナウンスがあり、速度を落として運転してくれました

1時間で錦町駅に到着!ボランティアガイドの案内で現地に向かいます。商店街を通り、清流小学校を通過、田んぼのあぜ道を歩き、25分程で自生地に着きます

  • セツブン草はは北向きで半陰地の山裾に群生することが多く日本固有の可憐な野草で、高さが10センチほどの白い花を咲かせます。花の最盛期は2月中旬。花の開花時期は短く2月下旬には咲き終わります。白い花びらのように見える部分が額・黄色が花びら・紫がおしべ・中心がめしべにあたるそうです。栗林維持のため草刈りを行ったことでセツブン草の自生地として残ったようです

  • 節分草は”スプリングエフェメラル”意味は「春のはかない命」 他の植物が葉を広げて育つ前に花を咲かせて急いで光合成をして養分を蓄えて姿を消してしまう。そのように花の命が短いことからスプリングエフェメラルの典型的な花なのだそうです。他にはカタクリ・にりん草などがあるようです。球根草で種子散布では育たないようです


見学後はそれぞれが家路に着きます・・・ 途中ではレターセットや節分草まんじゅうなども販売していました

  • 錦町商店街を散策!
    おもしろい物を発見。町全体が博物館仕様になっていて、時代物のお雛飾りや今も動いているシンガーのミシン。昭和三十年代の広瀬映画館資料館など懐かしいものがありました

駅の近くに昨年10月にオープンしたつみ菜カフェ。店内は錦町の特産品を販売したり食事もできるようになっています。こんにゃく餅がセットのコーヒーを飲みました   (2014年2月21日)