広島植物公園 あじさい 2020

広島市佐伯区の瀬戸内海を望む高台に位置し、植物約1万1,700品種、23万5,000本が集められていて珍しい植物を楽しむことができる西日本屈指の植物園です。季節ごとにさまざまなイベントも開催され人気を集めています四季折々の花が手入れされ綺麗に管理されています。この時期は紫陽花が見頃を迎えているようなので小雨ふるなか行ってきました


正面ゲートをくぐると正面には大花壇があり、ペチュニアやインパチェンスが植えられ華やかに咲き競ています。カスケードにはペチュニアで彩られた緋鯉が浮かび上がっています

熱帯スイレン温室前から眺めた大花壇、カスケードの様子。雨の中訪れる人はまばらです

あじさいは園内の一番奥にある日本庭園のあるうらら池近辺に咲いています。本数、種類ともさほど多くはありませんが手短に鑑賞できます。今年は5月末〜6月21日までの期間「花しょうぶ&アジサイまつり」が開催されていました。屋外展示場には鉢植えの珍しいあじさいが展示され、お洒落なフォトスポットもあります


うらら池の手前に咲くあじさいは雨に濡れ一段と色鮮やかに見えます。あじさいは140種2,000株が植えられています

奥に見えるのが「うらら池」です。池の向こうには茶室「和心庵」、花しょうぶ園、アジサイ園があります

あじさいロードを散策しながら日本庭園に向かいます。傍にはガクアジサイの「花吹雪」


珍しいあじさいを発見!枝が折れるほどずっししと重たそうに花をつけているのはカシワバアジサイの一種なのでしょう?可憐で優しいピンク色をしたピンクアナベル。アナベルは大好きなあじさいの一つです


こんもりとした花姿が清楚なアナベルが存在感たっぷりに咲いています


アナベルとは対照的に華やかに咲き競っています


うらら池傍と日本庭園の茶室の近くには花ショウブ園があります。 江戸系、肥後系、伊勢系、長井系、 その他野生種など100品種600株が鑑賞できます。 見頃は例年6月上〜下旬だそうですがすでに花の時期は過ぎていました。こじんまりとした庭園ですが風情があります

日本庭園の池の周りにもガクアジサイなどが咲いています。鯉も泳いでいます

少し高いところから見たアジサイとしょうぶ園。左側の木々に囲まれたところに日本庭園はあります

アジサイ園以外の施設はアサギマダラ、ナミアゲハ、ルリタデハなどの蝶が飛来する植物が植えてあるバタフライガーデン。5月の満開時にはとても華やぎ、広島市内が一望できるバラ園

始めて植物園を訪れた時、フクシア温室、ベゴニア温室に感動したことを思い出しました。暑さに弱いフクシアは温度調整が難しいと聞きますが一年中綺麗に咲くフクシアを見ることができハンキングは見応えがあります。ベゴニア温室は驚くほどたくさんの種類があり、頭上から垂れ下がっているカラフルな花色にうっとり!

サボテンや多肉植物など約320品種、500株を見ることができるサボテン温室。、間口35m、奥行62m、高さ21mの総ガラス張りで、中四国最大級の規模の大温室



熱帯スイレン温室では熱帯スイレンが美しい花を咲かせています。この辺りで見かけるスイレンと違って水面から高く持ち上がって花が咲いています。オオオニバスも見れます

花束を持った大瀬良大地投手との記念撮影もできます

18.3ヘクタールの広い敷地内に多くの施設が点在する植物公園は一年を通して折々の花々を鑑賞でき、大人も子供も楽しめるところです。「うらら池」の傍には食事のできる「森のレストラン」もあります入園料 は大人(18歳〜64歳)510円、シニア(65歳以上)170円、小人(高校生)170円中学生以下無料です    (2020年6月27日)