白壁通りの七夕まつり

柳井市白壁通りの町並み一帯で7月1日~9日まで、通りの民家の軒先に地域の幼稚園や保育園の子供達が願い事や夢などが書いた色とりどりの短冊が笹飾りされ並べられる七夕まつりが開催されています

子供たちの願い事は、様々ですが中には笑ってしまうような微笑ましいのもあります。「ケーキ屋さんになりたい」「あいすくりーむがいっぱい食べれますように」など食べ物関係が多く見られました。いつの時代も願い事は変わってないことを実感しました。柳井の郷土民芸品の金魚ちょうちんとのコラボも可愛いです


ありかちゃんの願いが叶いますように!


7月7日の七夕にまつわる伝説としては、「織姫と彦星の物語」が知られています。機を織り続ける織姫と熱心に働く彦星が結婚し、幸せに暮らしていたのですが、働くことを止めた2人を引き裂き、それぞれ天の川の対岸へ住まわせます。嘆き悲しむ二人に天帝は、真面目に働くのであれば年に一度会うことを許すと約束する。その日が七夕の日になるというロマンチックな伝説があることで有名です

江戸時代の商家の家並みが続く白壁通リのなかでは、モダンな洋風建築が目立ちます。明治45年周防銀行本店として建築されたもので、当時の銀行の姿のまま残っており、現在は「柳井市町並み資料館」として使われています



柳井の民芸品「金魚ちょうちん」づくりや素朴な木綿織物として、古くから親しまれてきた伝統織物「柳井縞」の機織や染色の体験ができるやない西蔵は体験型観光施設です


200年あまりの伝統を誇り、独特の製法で作られる柳井の特産品「甘露醤油」。醤油蔵の一部を資料館として公開している「甘露醤油資料館」。甘露醤油の販売、道具の展示や製造過程なども見学できるそうです

ひっそりとしたたたずまいの細い路地は、かつてあった豪商の屋号をとって「かけや小路(しょうじ)」と名づけられ、小路は柳井川へと通じます

江戸時代に「岩国藩のお納戸」と言われ当時の商家や町家が残る約200mにわたる白壁の町並みは柳井市の主要観光地の一つで国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています (2023年7月2日)