吉川広家によって1608年に築城され、桃山風南蛮造り・三層四階に物身を置く様式でしたが 1615年錦帯橋付近からの景観を考え今の場所に再建されたものです。最上階物見からは360度の大パノラマ 名橋錦帯橋が、旧街並みが、瀬戸の島々が一望できます

  • 岩国城へは、ロープウエーを利用するか登山道を歩いて登るか。二つの行き方があります。吉香公園から城山の山頂駅までを結ぶロープウエイ。城下町を見渡せます

  • 城山への登山道 入口の立て札には、岩国城まで2.3`。徒歩45分と記されています

登山道の途中には、山からの湧き水で回る手作りの水車や見晴らし台が設置されています

  • ここまで30分。木の階段を登れば山頂駅が見えてきます

  • ロープウエイだと僅か3分で標高約200mの城山山頂駅に到着!手前はからくり時計。 時を告げるとき、鵜が廻り、メロディが流れます


山頂駅からの眺め!錦川に囲まれ、歴史の風薫る城下町を見ることができます。ロープウエイは2台で20分間隔で運転してます。もう一台は赤色、古風な絵が目をひきます。右下はイベント広場

  • 山頂駅からぶなやヒノキの林を眺めながら歩くこと5分大釣井があります。城の水場として重要な場所だったようです。大釣井の近くの階段を上がると岩国城への近道です

  • 旧天守閣跡 石垣の上に城があったそうなのですが、市内を一望できる今の位置に再築されたそうです。取り壊しを免れた石垣が約170mに渡り当時の姿を残しています

  • 城の全貌。天守閣は桃山風南蛮造りで三層四階の近世の山城

  • 桃山風南蛮造りの全国でもまれな山城であり、城内には、刀剣や書画が数多く展示されています


展示物の数々。鎧(八間星兜二枚胴具足)・火縄銃・野弁当箱

  •  大手門跡
     門を入ると二の丸広場に出ます

  •  二の丸広場
     ベンチなどが置かれ公園になっている

  •  四阿(あずまや)
     休憩が出来るようになっています

空堀 幅約19.6m、深さ約10mの堀は、鉄砲による敵の攻撃を防ぐために作られたものです     錦帯橋の近くから岩国城を眺める
(2012年9月5日  2015年2月11日 撮影)

2012年11月3日、ロープウェイ駐車場で行われた57回目の錦帯橋菊花展に出品された見事な菊の花々です。残念なことに岩国菊友会によると、出品者が減って作品を揃えるのが難しくなってきたので2013年の58回目で終了するそうです