2025年は巳年。脱皮をすることから巳年は「復活と再生」を意味するそうで、蛇は餌を食べなくても生きながらえるそうで不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられています。岩国には300年も前から突然変異で生まれた体が白いアオダイショウが多く生息し続け、貴重な生物であることから国の天然記念物に指定されたシロヘビが知られています
初詣は巳年にふさわしい 白蛇神社 へ。金運・商売繁盛・健康長寿を呼ぶ神様で岩国のパワースポットとして多くの参拝者が訪れます
参拝の順番を待つ長蛇の列。臨時駐車場が設けられた小学校の校庭には遠くは関東や九州ナンバーを見かけました
シロヘビを描いた絵馬が拝殿の左右に奉納されています。鮮やかな色合いで愛らしい絵馬を描いたのは地元の中学生で、対する絵馬はうろこを立体的に表現し躍動的な感じです
白蛇がモチーフの「白蛇のおみくじ」や脱皮入りの袴守りなど縁起物を買う列も長く、特に御朱印を求める列には沢山の人が並んでいます。白蛇を観覧できる施設が隣接しているのですがここも行列です
続いて向かったのは、吉香公園に隣接しシロヘビを間近に見ながら、歴史や生態について楽しく学ぶことができるミュージアム「 岩国シロヘビの館 」。(入館料 大人 200円 子供 100円 幼児 無料)
館内ではシロヘビと岩国の人々の関りをパネルや映像で紹介したり、シロヘビの骨格、体の仕組みなどが分かるパネルを展示、シロヘビの一生などを学ぶことができます
頭にハート模様がある「8代目ラブちゃん」は9月に生まれた初の双子で名前は「ララ」と「ブブ」。ハートマークが見えたらラブ運がアップするそうです。誕生してから3年で大人(人間の20歳)になり後15~17年生存するそうです。展示ケースの中には、現在おとなのヘビが4頭、こどもが2頭います
生きているシロヘビを見ることができる生体展示ケースの中は、シロヘビがすみやすい自然に近い環境を再現しています。大きなものだと長さ180cmにもなるそうです、性格はおとなしく人に危害を加えることはないそうです。瞳はルビーのように赤く神秘的です
シロヘビにちなんだオリジナルグッズを販売している売店。ここでしか買えないグッズも沢山あります (2025年1月2日)