スペイン8日間の旅

ゴールデンウイークを利用して娘がスペイン旅行へのツアーに参加しました。7泊8日間の日程で関西国際空港からフランクフルト経由でマドリッドを目指します。日本との時差8時間、気候はほぼ日本のこの時期と同じなのですが朝、晩はダウンジャケットを必要とするほど冷えるそうです

No.4
 4日目 グラナダ 

アンダルシア地方の中心地グラナダは、サグラダファミリアと並ぶスペインの人気世界遺産「アルハンブル宮殿」がある。スペイン最後のイスラム王朝、ナスル王朝が築いた町。1492年キリスト教徒にグラダナを奪回されるまでの約250年の間、ナスル王朝の政治、経済、文科の都として繁栄をきわめた。イベリア半島最後のイスラム王朝が栄えた町で、古都の名残り残しています

アルハンブラ宮殿(世界遺産) イスラム王朝の最高傑作と言われるアルハンブラ宮殿。スペイン最後のナスル王朝の宮殿。宮殿内で最も古い城塞部分であるアルカサバ、王の居城である王宮、カルロス5世宮殿、夏の離宮ヘネラリフェ庭園と4つに分けられる

王の居住空間でもある ナスル朝宮殿 は、典型的なアラブ様式の建物ですべての部屋の壁や天井には幾何学模様の装飾が施され、その精密さ、豪華さに圧倒されます

ナスル朝宮殿の中で、特に美しいのが二姉妹の間です。八角形の天井は、預言者を追手から守った巨大な蜘蛛の巣を表し、5416個もの鍾乳石飾りが施されており、神秘的で美しい

ライオンの中庭 12頭のライオンに支えられた噴水が真ん中にある中。大理石の柱が建ち並び、天井には細かい彫刻が施されています。どこを見ても豪華絢爛な「王宮」は、細かい幾何学模様や草花模様などのアラベスク模様が印象的です

  • 豪華さからイスラム芸術の結晶、あるいは最高傑作と言われる宮殿で,、イスラム教徒の栄華の象徴でもあります

  • カルロス5世宮殿

  • カルロス5世宮殿の中。外観は四角なのに中は円型の形をしている不思議な宮殿

アセキアの中庭  緑豊かな宮殿の敷地内は広大で、エキゾチックな庭園やいくつもの荘厳な建造物が並ぶ。まるで楽園のようです


アラヤネスの中庭 中庭を囲むエキゾチックな建物が、中庭にあるある水面に映って、幻想的な風景を醸し出している、グラナダの典型的な庭園として有名です

別荘として建てられたヘネラリフェ庭園。 綺麗に咲き誇る花と建物が協和するアラブ風田舎の庭園

アルハンブラ宮殿の敷地内からは、白壁のアルバイシン地区(世界遺産)が一望できます。迷路のような細い路地に、アラブ商店街やパティオのある高級住宅が並んでいます

アルハンブラ宮殿、とても見応えがありました。もっとじっくり見てみたいのですが。とても一日では観尽くせない美しい宮殿です。外観は威風堂々としながら、内部は繊細かつ幻想的で素晴らしかったです  (2018年5月5日)