秋の小豆島・寒霞渓(かんかけい)空中散歩”バスの旅に記載されていた記事を見て行きたい!早速申し込み、秋の 小豆島 まで出かけてきました。小豆島は瀬戸内海・播磨灘にある島で、橋のかかっていない島では一番面積が広く、人口約3万人。地中海を想わせる温暖な気候は、オリーブの栽培に適していてオリーブオイルをはじめ、醤油や佃煮の産地でもあります

新岡山港(港から見える橋は児島湾大橋)まで2時間。そこからフェリーに乗船し、1時間10分、土庄港が見えてきました。鴎にカッパえびせんをあげているおじさん。上手にキャッチ!

寒霞渓(かんかけい)  日本三大渓谷美の1つで、小豆島の中央に位置する国立公園です。ロープウェイで5分山頂駅に着きます。紅葉の名所だけに大行列で待つこと30分。今日はまだ少ないのだそうです・・・。いつ雨になってもおかしくない雲行き、今日一日降らないでほしいものです


”ロープウエイから見る圧巻の大パノラマをお楽しみ下さい” そう書いてあったのですが、満員の車内。少しの空間から撮影。日本で唯一、空・海・渓谷が見えるロープウェイがあり、ロープウェイから見る景色も絶景のはずなのですが、少々気落ちしました

山頂駅展望台  ここから眺める渓谷はとても美しく、眼下に広がる内海湾、瀬戸内海や四国の山並みまで見渡せるそうですが、今日は曇っていて見えません


寒霞渓のそそり立つ奇岩怪石は、およそ1300万年前の火山活動によってできた安山岩や集塊岩などが、その後の地殻変動や侵食といった激しい力を受けてできたもので、21世紀に残したい日本の自然100選に選ばれています

島内最大の規模を誇るロープウェイ直営売店には、寒霞渓限定品や小豆島名産品の数々が売られています。寒霞渓の雄大な眺めを堪能したのち山を下り、内海湾沿いにあるオリーブ園に向かいます

小豆島オリーブ園  オリーブをテーマとする公園、テーマパークで1908年に地中海から移植された日本で最初のオリーブ栽培地。園内には、約200本のオリーブが栽培され、国際的な品評会でも多くの受賞歴があります

100年近い歴史がある オリーブの原木には黒く熟したオリーブの実がたわわについています。実の色は、最初はグリーンのち赤色、黒と変化していき、今が収穫の最盛期

オリーブの丘からの眺め。世界的な彫刻家イサム・ノグチの遊具や小豆島産オリーブオイルを楽しむカフェやレストランやハーブなどのショップがあります

「魔女の宅急便」のロケ地になった小豆島。エーゲ海を感じさせるギリシャ風車の前には、ほうきがおかれています。ほうきにまたがって“キキごっこ”する女の子。可愛かったです。オリーブ油しぼり機も展示

直売店  フランスパンに食用オリーブオイルと香草塩をつけて食べ比べができるコーナーや、純正オリーブオイル、石鹸、化粧品、チョコレートなどを販売。オリーブ園から最後のコース・エンジェルロードに向かいます


恋人の聖地・エンジェルロード 展望台からの眺め!潮の満ち干きで現れたり消えたりする砂の道で余島まで渡ることができます。 大切な人と手を つないで渡ると、願いが叶うというロマンチックな場所で、たくさんの絵馬が奉納されてました。一日2回天使の散歩道は出現するそうです

すべてのコースを回り土庄港に向かう車窓から、ギネスにも載ったという世界一狭い海峡(全長は2.5キロで、最も狭い部分は9.93m)を垣間見る

分刻みであわただしく観光コースを回りました。小豆島滞在時間はわずか4時間30分。青い海と美しい緑に囲まれた小豆島は、豊かな自然を楽しむことができ、心地よさを感じました。またいつか晩秋とは違った景色を楽しみに訪れたいと思います。ラッキーなことに雨は一滴も降りませんでした  (2016年11月23日)