滝めぐり partX

岩国市本郷町本谷地区の渓谷に地元でも知る人がほとんどいなくなった「幻の滝」がある。本郷の地域おこしになれなればとその滝へと続く山道の整備を、地域おこし協力隊や地元住民が2017年4月ごろから木々の伐採や草刈り、山道の拡幅等を進めていき10月末にほぼ完成!実際に行ったことのある人を探す方が難しいらしいくらいの「幻の滝」に行ってきました

  白竜の滝を目指して  

滝の入り口は、延ヶ原の集落(今は廃屋の集落)にあり、滝までは徒歩30分ほど。車は近くの空き地に駐車


山道の赤いロープ伝いに歩いていく。所々に案内看板が設置してあり、滝谷と呼ばれる渓谷には落差数メートルから約40メートルまでの複数の滝があります

青竜の滝  幾筋にも分かれて流れている繊細で神秘的な滝

奇岩や足場の悪いところには丸太が敷かれています


竜穴の滝・蛇の釜  蛇のようにくねくねと曲がり流れる長い滝。苔むした岩を伝わって登らなければ滝の全景は見ることができません


白竜の滝 最後の滝は入り口から800メートルほどのところにあり、落差40メートルの大滝で「ドウマンの滝」と呼ばれていたらしい。水量はさほど多くないが見ごたえのある滝です

同町の協力隊員や地域の住民との整備が話題となり、市内外から訪れる人も出始めたと聞き、本郷の地域おこしになればいいと思います。険しい山道を切り開き、道なき道を作っていくのは大変な作業だったのでは・・・ 徒歩30分の行程は軽めのハイキングには丁度いいのですが、延ヶ原の滝の入り口までの道が少々わかりずらいので、途中案内板等で知らせてはどうでしょうか! (2017年12月30日)