岩国市二鹿地区には「二鹿の七滝」とされる七つの滝があるといわれ、そのうちの2つの滝を地区の住民の方が、滝周辺の雑木林の伐採や枝打ち、遊歩道を作るなどして整備をし案内板などを設置して、訪れる人を癒す空間になればと取り組んでいます。との新聞の記事を読み行ってみたくなりました
二鹿の七滝の一つで、看板のすぐ近くに新第2赤谷橋があり、そこより400mのところに たらいの滝 があります。コンクリートで舗装された道はほんの僅かで、後はかなり険しい山道と大小さまざまな石ころだらけの川ををアップダウンしながらこわごわ進むこと10分ほど・・・
赤いリボンが道順の目印です。途中2ヶ所ほどロープにつかまり上り下りしなければならない難所かあります
Y字形に落下していて、滝の上部には穴がありその大きさが五mほどの大釜で、たらいに似ていることから「たらいの滝」と名付けられたそうです。晴天続きのせいか水量がとても少ない!
たらいの滝より僅かなところに案内板。2つ目の「猿戻りの滝」は県道130号線沿いにあい、県道から見えるように水が落ちています
落差6メートルののこの滝は、上下流に大小計13段もあり、猿も登り切れずに戻ってしまうの意味を込めこの名が付いたそうです
手作りの水車には、パイプが引かれ水が飲めるようにしてあります。この水はへこたれない水と名付けられていました
もう少し水量が豊富だと高さもあり美しい滝だと思います
二鹿七滝の中では知名度のある滝で、二鹿谷の最上流にある。二鹿神社の祭神、梅津中将の名の名をとってつけられたそうです
遊歩道が整備されていて、二鹿峡を眺めながら歩くこと7、8分で到着
落差約7m で2条になって勢いよく流れているはずなのですが、ここも雨が少ないことで水量があまりなく、以前見た時のような豪快な流れではありませんでした
岩の間からかすかに見えるのは梅津の滝で、滑るように流れているのは二の滝?なのでしょうか。滝壺は綺麗なブルーをしています。夏にはこの滝壺で水遊びを楽しむ子供たちで賑わいます
二鹿野外活動センター 自然豊かな緑に囲まれたキャンプ場。釣りやサイクリングを楽しんだりといろいろな過ごし方を楽しめる施設
キャンプ場内の木々は色ずきはじめています。平安時代、京都比叡山にいた2つの頭を持つ凶暴な鹿を、梅津中将清景(うめづちゅうじょうきよかげ)がこの地で討ち取ったことが二鹿(ふたしか)の地名の由来だそうです (2018年11月3日)