地域の人達によって守られた美しい棚田があります。すり鉢状に広がる棚田は丁度今、黄金色の稲穂が輝いています。田植えの時期でないと見られない水鏡の頃、稲が成長し緑の絨毯を敷き詰めた草原の頃、そして今回と3度も足を運びました。どの季節も日本の原風景が広がりのどかで美しい棚田にすっかり魅了されました
棚田の入り口には地域の方による手作りの看板が立っています。やまぐち棚田20選に選ばれるほど広大で美しい棚田が広がりここでで収穫されたお米は「泣かす米」と名付けられ、広く愛されているそうです
刈り取りが終わると刈り取った稲を掛ける「はぜ作り」を行い束ねた稲を掛ける「はぜかけ」が行われます。機械を使わず、、時間をかけて人の手で作業する昔ながらの稲刈り風景が見られるのはもう少し先になるのでしょう?天日干しでおひさまの光をたっぷりと浴び自然の風でゆっくりと乾燥した中須米は手間暇かけた美味しいお米となります
綺麗な水と標高差100メートルの急傾斜の棚田は寒暖の差が大きく、おいしいお米に育つそうです。緑のあぜ道と黄色の稲穂のコントラストが最高に綺麗です!青空が広がれば文句なく絶景なのですが、あいにくの曇り空・・・・
風に揺れる黄金色の稲穂の上を白鷺が優雅に舞っています
何度訪れても季節ごとの棚田の風景には感動します。ススキの穂も風に揺れ里山はすっかり秋です (2021年9月8日)