「蛇の池」に咲く睡蓮

広島県廿日市市の極楽寺山山頂近くには極楽寺山キャンプ場があり、その中心に「蛇の池」があります。スサノオノミコトに退治された大蛇にまつわる伝説が残る。森林に囲また静かな場所にあり毎年この時期には池一面に睡蓮の花が咲き誇リ、睡蓮の池としても有名です

例年6月中旬から7月下旬にかけて睡蓮まつりが開催されています。期間中は、写真や俳句の作品が募集されているようです

楽寺山キャンプ管理事務所の前の山道を進むと「蛇の池」が見えてきます。事務所では野菜、特産品、アイスクリームなどが売られています。野菜は特別安いです

蛇の池は周囲が約500m、水深3m程で遊歩道が整備されています。池の周りをぐるっと一周しながら睡蓮を鑑賞できます。池には数多くのコイが群遊し、時折鶯の鳴き声が聞こえ、のどかで自然を満喫できるところです


白、赤 ピンク、約500株の睡蓮が美しく咲き誇り水面を覆い尽くしています

睡蓮はピンク(ローズアレー)、赤(アトラクション、)白(プリシマ)、黄(サルフェリア)の4種類。「蛇の池」伝説とは昔から蛇の住む池と伝えられていて、蛇の池に住む蛇は頭が8つしっぽが3本あり毎年春の雨の夜に出雲にはって行き、秋に帰ってくるといわれ、スサノオノミコトが大蛇を退治されてからはこの池のはう音が聞こえなくなったとも言われています。まむし注意、熊に注意の立て札あり


鯉は足音がすると餌をもらいに寄ってきます。亀もいます


黄色の睡蓮を見つけました。これだけたくさんの睡蓮を見たのは初めてのことでとても感動しました!


神秘的な雰囲気がします。睡蓮の花は朝咲くと言われていますが、この日訪れたのは正午前。美しく咲く睡蓮を堪能できました


整備された遊歩道は新緑が綺麗です。池の周りにはバーベキューやキャンプのできる施設が常設されています。標高693mの極楽寺山の山頂付近にある極楽寺は、僧行基が天平3年(731年)開山、聖武天皇がこれに伽藍を建立したと伝えられる由緒ある古刹で、紅葉が美しいことで知られています

可憐な山アジサイ?も咲いています  (2020年6月8日)